books
Twitterでつぶやいてたっぽいことをタイトルに掲げたが、まあ実際にそうだと思う。きっかけは大塚ギチ氏の以下の小説に深く感銘を受けたこと。 THE END OF ARCADIA大塚ギチ UNDERSELL ltd. TOKYOHEAD RE:MASTERED大塚ギチ UNDERSELL ltd. もともと海猫沢めろ…
ほぼ本についてメモっているブログなのに、このカテゴリーは無意味になってきた。やっぱはやくはてなから引越しする!(でも書評だけははてなダイアリーつかうかもしれん。) 脳は美をどう感じるか: アートの脳科学 (ちくま新書)川畑 秀明 神経美学について…
早くはてなダイアリーから足を洗い、どこかで個人ブログの砦を築きたい死に舞です。 とりあえず、優先順位的に本についてはここで書いておこうと思う。本当は見た映画、聞いた音楽(まあちょっとこれは多すぎて無理かも、でも過去のはてなダイアリーを見たら…
いろいろと立て込んでいて、読んだ本についてだけでもブログを更新するのがだんだん厳しくなってきた。来年からもうちょっとブログについて見直すことにするが、とりあえず今は低空飛行の状態で後追いでもほそぼそなんとか更新。 これ読了したのだいぶ前です…
いろいろ忙しくて読書ぜんぜんしてなかった。翻訳の仕事、研究の論文、書評のためでちょろっと読むことはあっても、ほとんど本を読まない生活を何ヶ月か過ごした。多分、こんなの人生初だった。 まあ読書をしなくても、ネットやゲームや映画やアニメを消費す…
JASPMでもお世話になっている井手口彰典さんのこの本について、以下の『ミュージックマガジン』2012年5月号で書評を書きました。 同人音楽とその周辺: 新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念井手口 彰典 ちなみに表紙は有馬啓太郎の絵というナイスセンスです…
前の著作に引き続き、大和田さんから献本。お金がないので非常に助かります。買う前でよかった(笑) 文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)長谷川町蔵 大和田俊之 すでに私のツイッター周りでは話題になっているこの本ですが、話題通り良い…
読書メモっていっても思い出して書いてるからメモじゃないかも パチンコがアニメだらけになった理由(わけ)安藤 健二 某パチンコファンに借りて読んだ本。ネットでも話題になったから読んだ人も多かろうが、なかなか興味深い本であった。どちらも共に斜陽産…
いろいろと忙しくてブログの更新が滞るが、一応読書メモくらいつけておきたいので。まあそもそも文章書くような仕事に付くものであるから、ブログが滞るのは本業が充実しているってことです。でも金無い・・・ ルールズ・オブ・プレイ(上) ゲームデザイン…
献本いただきましたが、本当に素晴らしい本でした。 アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで (講談社選書メチエ)大和田 俊之 大和田さんとはポピュラー音楽学会を通じてお付き合いいただいたり、私の卒論や修論も読んでいただい…
長らく更新が滞ったのは私が学会発表を控えていたためであり、地震の影響ではないが、学会発表は3/12であって地震の影響がモロに出た。主に私の発表内容に(笑)。そもそも地震の直前までちゃんと準備していなかったことが悪いのだが、余震の中、発表の準備…
最近たてつづけて読んだもの。入手経路が全て異なるが偶然にも全てにおいてエスノメソドロジーが関わる本であった。 概念分析の社会学 ─ 社会的経験と人間の科学酒井 泰斗 ことばと身体 「言語の手前」の人類学 (講談社選書メチエ)菅原 和孝 「あたりまえ」…
すでに読了して時間がたつが、読書メモをつくっていて時間がかかった奴など。 ニュージャズスタディーズ -ジャズ研究の新たな領域へ- (成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書)宮脇 俊文 細川 周平 マイク モラスキー ニュー・ジャズ・スタディーズは、新しい…
読んだもの 未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)津田 大介 牧村 憲一 まずは話題の新書。いまをときめく津田さんと音楽プロデューサーの牧村憲一さんの共著。 内容は両者の対談の部分と、津田さんの音楽産業に関する…
「クラシック音楽」はいつ終わったのか?―音楽史における第一次世界大戦の前後 (レクチャー第一次世界大戦を考える)岡田 暁生 音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)岡田 暁生 上のは最近読んだ。下のはだいぶ前に読んだ。下のは言いたいことやまほ…
以下入門書三冊読了 エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ (ワードマップ)前田 泰樹 エスノメソドロジーを学ぶ人のために串田 秀也 実践エスノメソドロジー入門山崎 敬一 エスノメソドロジーという名前を知ったのは多分、学部のときにメディア・スタディ…
師匠の本 歌う国民―唱歌、校歌、うたごえ (中公新書)渡辺 裕 10月の全国大会で関学に行く途中の鈍行で読んだ。(というか鈍行なんだよ。) えー基本路線は日本文化―モダン・ラプソディと変わらず、唱歌、合唱という側面からみた日本における国民音楽の歴史を…
直接的には、http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1536031.htmlこれに端を発した議論、揉め事、その他諸々なんだが、もうだいぶ落ち着いてきたので、というわけでもないですが、この議論、揉め事、その他諸々に触発されて展示や博物館/美術館、さらに…
芸術崇拝の思想―政教分離とヨーロッパの新しい神松宮 秀治 これより前の著書ミュージアムの思想が良書だったので期待して読んだのだが、これは…なんというかぶっちゃけ本。 松宮秀治氏はもともとドイツ文学やロマン主義研究者のようですが、20世紀後半のミ…
まあ趣味的にもありといえばありなんだが。。。 証言! 日本のロック70’s ニューロック/ハードロック/プログレッシヴロック編 (単行本)難波 弘之 井上 貴子 証言!日本のロック70’s Vol.2 ニューミュージック~パンク・ロック編難波 弘之 井上 貴子 井上貴子先…
鍵盤を駆ける手―社会学者による現象学的ジャズ・ピアノ入門D. サドナウ David Sudnow 日本語版の表紙がないので原著も。 Ways of the Hand: A Rewritten AccountDavid Sudnow Hubert L. Dreyfus リライトしているらしいけど、どうなっているのか気になる。 …
原稿の仕事の波をなんとか乗り切ったから、研究とか趣味とか適当な読書を行える状態になった。まだ原稿あるんだけどね。 考える耳 記憶の場、批評の眼渡辺 裕 ボスの著書。毎日新聞の音楽時評のまとめであるが、続編も同じく春秋社から出ている。授業でネタ…
すでに読了後2ヶ月くらい経つが、せっかくなのでメモっておく。 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)伊藤 計劃 昨年、夭逝した伊藤計劃のSF小説。各界でも話題の本であるから、特段私が付け加えることなどないので感想と、虐殺器官をより面白く読むため、または虐殺器…
昨日は一日休日にした。院生生活は自分で区切る必要があるからめんどうだ。俺的には有給の気分であったが、もちろん実際の有給を体験したことないし、給料なんぞ舞い込まないのでアレだ。まあ今週末が、若手哲学フォーラムとかで犠牲になるのを見越した自主…
これ生協でうろついて見つけてかった。 西洋美学史小田部 胤久 小田部先生の最新著書である。教科書といっても良い出来であり、日本語で読める美学入門書が増えたことは喜ばしい。 内容はプラトン、アリストテレスからハイデガー、ダントーに至るまでの思想…
これ読んだ。買った本は返済期限とか考えないので、読んでから少したってブログにかけるからいいね。 これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学マイケル・サンデル Michael J. Sandel 鬼澤 忍 話題の本なのでいろんな紹介されているだろ…
読むペースが追いついてない。。ささっとメモ。 日本のヒップホップ―文化グローバリゼーションの〈現場〉イアン・コンドリー 上野 俊哉 おそらく日本のヒップホップに関する今のところ一番、しっかりとした学術書であり、エスノグラフィー的な記述である。と…
これ読んだ。 ネットワーク・ミュージッキング―「参照の時代」の音楽文化 (双書音楽文化の現在)井手口 彰典 勁草書房さんのポピュラー音楽研究関係の双書。日本語ラップの木本氏の本につづいて刊行されたもの。木本氏の本はこちらを参照。 (http://d.hatena…
例によって趣味と研究をかねた読書。 グローバリゼーションと音楽文化―日本のラップ・ミュージック (双書 音楽文化の現在) 日本の若手のラップ研究の第一人者、木本玲一による著作。勁草書房のポピュラー音楽研究の双書の二番目。私は木本氏の論文などすでに…
上巻に続いて読んだ。 憂鬱と官能を教えた学校 下---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 旋律・和声および律動 (河出文庫 き 3-2) 正直、上巻よりもおもしろくなかった。旋律・和性の講義が未消化だからかなー。というかやっぱ計画…