A study of critiques
まずシブレイの基本的な美的用語の分析として提出される「美的概念(Aesthetic Concepts)」論に関しては以下の論文を参照 ‘Aesthetic Concepts’, Philosophical Review, 68 (1959), 421-50 (revised version in Joseph Margolis, ed., Philosophy Looks at …
以前から読んでいて、コロキウムの論文紹介でも使ったこのFrank Sibley(フランク・シブイレ)へのトリビュート論集の第1章“Introduciton: Sibley's Vision”Emily Bradyを読んだのでメモ。 Aesthetic Concepts: Essays After SibleyEmily Brady Jerrold Lev…
なんかいろんなとこで盛り上がっているマンガにおける「絵の上手さ」に関する議論なんですが、基本的にヴィジュアルなカルチャーに疎いティーンネイジャーであった俺としては何が上手下手の基準かはよくわからんですが、そこで使用される言葉に関して分析的…
この前は変に考えすぎたので、今回は気楽に行きます。自分の研究がいったいどういうことに興味を持っているかを簡単に書きたいと思う。 ある音楽の好みを他の人に伝えることはいかに可能か? あなたは好きな曲がある。たとえばスライ&ザ・ファミリーストー…
前回http://d.hatena.ne.jp/shinimai/20060923/p1はムーアのCOQAの説明とその反論を簡単にしておいたが、今回は示唆したとおり、COQAを主張するムーアもそれに対して反論する分析的、定義的自然主義者も概念や性質というものに対する誤った考えがあるのでは…
自分の批評の研究はまず現代のメタ倫理学の理論を学ぶことから始めている。批評とメタ倫理の間にいかなる関係があるかは、すこしわかりにくいと思われるが、「あることがよい」とは何かと問うメタ倫理と「あるものが美しい」とは何かと問う批評に関する研究…
夏休みに入ったこともあって、自らの研究に精を出すために新カテゴリ。 このカテゴリでは修士論文のための構想メモなどを書いていくが、読者からの意見、感想、反論なども受け付け、そららの議論も論文の参考として使わせていただく予定。 とりあえず今日は…