都市の自転車の孤独

デフォ自転車での移動生活。カスタムしたいけど結局してないな。最近はピストが本当に流行っていて、みんな小さなハンドルとシンプルなギアで走ってる。疲れないのかな。
何にしろこの冷凍都市における自転車移動は自由と共に疎外感をヒシヒシと感じる。自動車の中で暖かい空気とお気に入りの音楽を聞きながら悦になっている人にはわかるまい。この都市の空気がいかに汚れていて、その騒音がすさまじいことを。音との関連について言えば、自動車会社は即刻、もっと人の耳にやさしいクラクションのサウンドデザインをするべきだ。あの音がいかに権力的に響くかを自転車乗りは知っている。代わりに俺はいつも車内の奴にガンとばして走ってるが。
こうしたことに対抗するために都市の自転車乗りは団結することが必要だと思う。それは道路状況や法の改善を求める政治的なものも含めるが、それ以上に走行している自転車乗り同士のコミュニケーションを確立することが重要だと思う。走りながら簡単なジェスチャーでコミュニケーションが取れたなら、自動車交通の利便性が上がるだけでなく、その疎外感を緩和する効果を期待できるのではないか。