最近聴いたり

中古で買った物
ラフ・アンド・レディ
ジェフ・ベック・グループ
B000CPGWC8

いわゆる第二期ジェフ・ベック・グループ。といっても他のジェフ・ベックにはあんまり興味もないし、ほとんど聞いた事もない。
昔、中学のころ洋楽を聴き始めて、数少ない洋楽が「分かる」友だちと最近何に興味があるとか話したとき、オレは「(オディレイとかが売れていた)BECKかな〜」とか言ったら、「そうかジェフ・ベックか!それはいいね」と勘違いされて、アイタタターって経験をしたのが非常に良く覚えている。田舎の中学生が洋楽を聴き始めて仲間を物色しても、結局メタル・ファンとパンク・ファンで毛色が違ってたり、やたらとシブイ60年代から70年代のハードロック好きであったりして趣味がようあわんわー。まあでもその友だちとディープ・パープルとかツェッペリンの話ができるだけでも貴重なことでした。
と、まったく内容に触れずに終わりそうだけど、第二期ジェフ・ベック・グループはいいですよー。ソウルですよソウル。黒人とか白人とかの音楽によって趣味の違いが形成される以前のロックだなと非常に感じます。いわゆるブラス・ロックとか言われた初期のシカゴとか、スーパー・セッションとかいう言葉が流行った自体のロックって未だに評価されてない気がして非常に残念だと思います。橋本徹フリー・ソウルなんかでも冷遇されてると思うんですがどうなんすかね(そっち系は詳しくないのでよくしらんですがね。

Happy Sad
Tim Buckley
B000005IU0

お次はティム・バックリー。息子のジェフ・バックリーの『グレース』が超愛調盤となっている私ですが、オヤジの方は初体験でした。
なんだかビブラフォンがやたらとフューチャーされてますが、何というか眠くなりますね。いや、良い意味でマジに眠くなるアルバムだと思います。しかし、ティム・バックリーってのはザッパのレーベルからとかもレコード出してるみたいから、これ一枚聞いてもまあわからんですな。
ともかく、ジャケが窪塚似ってことで買いでしょう(笑)

しかし、買う音楽が確実にオヤジ化しております。一応、ライブとかではリアルタイムの音楽を聴こうとがんばってますが、歴史の深さには圧倒されるので、いつまで経っても追いつかない感じがする。