北村大沢楽団

渡辺ゼミ初回で聴かせてもらったコレが衝撃だったので。
http://ironbridge.exblog.jp/1961569
宮城県石巻市においてまさに発掘された農民バンド。大正時代からジンタのスタイルを継承するなんとも言えないブラスバンドをやっている。しかも主な発表な場は小学校の運動会!なんというか究極のアマチュアリズムではあるが、昨今のチンドンブームの盛り上がりがキッカケで発掘され、こうしてoff・noteからレコードデビューすることになった。
音はというと、ヘテロフォニーというかハーモロディックというか、オーネットコールマンが演歌をやってるような雰囲気だ。まさに大熊ワタルなどが目指していた音楽がこういうものだったのかと改めて分かった。シラムレンに持って行ったらしげるさんも気に入ってた。
ちなみに日本音楽学会でこのような企画もある。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj4/activity/project_2006_2.html
地元の運動会を見に行くという不思議な企画であるが、生で北村大沢楽団を聴く最高のシチュエーションと言えよう。