たまに生音を聴きにいく。

近くだしタダだからこれに行ってきた。

JAZZ TODAY in Komaba 2007
"TRAPPING NYC/TYO"
4/22(日) "Cities in/of Rhythms"
open17:30/start18:30

鼎談:
キップ・ハンラハン佐々木敦野々村文宏

演奏:
combopiano
(渡邊琢磨+渡邊光芳+栗原務 guest: 内田也哉子
itoken + jimanica (a.k.a. d.v.d)
chummy lotus-eater(渡邊光芳+栗原務)

メインのキップ・ハンラハンのことは何も知らなかったけど、ピアソラのプロデュースとかした人らしい。ラテン系の音楽をNYのアンダーグラウンドでやってるゴッドらしい。
しかし何にしろ鼎談はつまらんかった。というかもっと企画をしっかりしてほしい。何の話をするかとか、もうちょっと決めて教えといて欲しい。基本的にトークってのはかなり難しいから、仕込みが大切だと思った。
ライブはどれもそれなりに良かった。
chummy lotus-eaterってのはcombopianoの弟さんのバンドみたいけど、もっと普通のライブハウスで聴いたらいいかなと思った。やっぱ座って聴くってのは微妙だ。
itoken + jimanica (a.k.a. d.v.d)はVJが非常に良かった。というかVJというのがうまく作用しているのを初めてみたかもしれない。基本的に電子音に合わせて演奏される生のツインドラムの音に合わせて、映像が同期しているような感じであったけど、単純に音と映像が同期しているみたいなのは見ていて気持ちいい。VJについてよく知らんので、リアルタイムにどれほど操作してるのかわからんが、完全に同期させてるわけではないような気がする。が、見ているとやっぱ頭の中でドラムの音と映像を同期させてしまう。
combopianoは一度くらいCDで音源を聴いたことあったし、やってる場所とか一緒にやる出演者とかから判断するにミニマルでクールで音響な感じだとばかり思ってたけど、のっけからエモい曲をやられて驚いた。メンバーの編成が固まったからだろうか、電子ピアノ、ギター、ドラムというアンサンブルで基本的にメジャースケールの曲をやるとなんだかクラムボンみたいんだなって思った。インストだけどめちゃくちゃポップであった。途中からオネエさんがボーカルとるような曲はレゲエっぽいが、基本的にメジャー7音を使ってるせいか、異常にポップ。最後はラグタイム風だったからベンフォールズみたいし。個人的にはもっと変拍子とか入れて、きわどい曲をして欲しい。4拍子と3拍子が混ざったのはあったけど、今日、それくらいは普通のロックバンドでもやるのだ。個人的にはフルアコのギターをラットで歪ませた音が非常に良かった。あとブラストっぽくなるドラムも。