抵抗としての文化という言説の死亡宣言

http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20060208#p1
経由
http://takoashi.air-nifty.com/diary/2006/02/post_eccc.html
http://takoashi.air-nifty.com/diary/2006/02/post_59f9.html
http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20060206/hiphop
HIPHOPと若者文化に関するコメント欄を絡んだ議論がかなり面白い(皮肉な意味はなく…)。
対抗文化とされる若者文化がはらむ矛盾、それを承認された正統な文化として価値を高めるか、承認されないことをもって抵抗の文化として価値を高めるか、それが分かりやすい形で露呈している。まあそのことをもってHIPHOPを現代の正統な若者文化、対抗文化として理解することが可能とも言える。えっ何に対する抵抗かって?それは決ってるじゃん、このコラムニスト小田嶋隆という中年のおっさんに対する抵抗だって!グラフィティの話に端を発しているのは極めて示唆的だ…正しい若者はこのエントリのコメント欄に自らの名を刻まんとすべきである!リアル在り!このコメント欄にこそリアル在り!
とかいって微妙に若者なのかわかんなくなってきた自分はそこまでの決意を持てずにフランク・ザッパのコレ
We're Only in It for the Money
Mothers of Invention
B0009YNRZM

を聴きながらためらいがちの日常を送るのですが…アブソリュートフリィ〜!!!!
ところでid:gotanda6さんの

僕なんかはロックは商業に取り込まれて無い振りをいまだにしているみじめな音楽だと思っている口だし。

ディスコはすべてフェイクですよ! 魂の抜けたポップソングです。ロックと一緒です。

という発言を聞くと氏のロックに対する奇妙なネジレを感じます。本当は好きなんでしょ、ロックも!