残響祭vol.10、自分でレポート

いや疲れたよ、マジで。まあいつものことながら残響祭あとは抜け殻で、昨日はボンヤリした。夜、麻雀して良い気分転換になった。

とりあえず時系列順に書いときます。
今回はライブが始まるまでの準備が意外と余裕もってできた。何より自分のバンドが7人もメンバーいるから人員配備に余裕があるってことだ。昔3人でやってときが想像付かないね全く。
12時頃からお客さんが集まりだす。IDチェックが厳しくなったことをあまり考えていなくて、途端に焦りだす。ていうかボンクライシハラファック!
そして予想通りIDチェックで入りが遅れる。ああなんとせちがない世の中になっちまったんだ!

まあそんなこんなで15分押しでライブスタート
最初はDVC。小林(ハズバンド)は途中でマーキームーンのフレーズを出すなど期待に答えてくれた。そしてモトヤマさん(ワイフ)のヘッポコドラムとコーラスがカワイイ。もっと歌わしてくれ。
あと予想してた以上に楽曲が良い。是非ともレコーディングして聴いてみたい曲が結構あった。特によかったのは「キャリア」「渋谷、新宿、池袋」「オヤジ」

お次はwaste taste。3人とも上手い。あんな拍子の曲を良く合せてるといのもあるが、ヴォーカルがかなり光ってると思う。ギター弾きながらアンだけできるんだから、キイウロールを越えてるんじゃないか?特に良かったのが「キャッチボール'04」録音で聴くよりカッコ良かった。
レコ発するけど何処にも配給されませんっていってたが、もったいない話である。なんかいいインディーレーベルとかに拾ってもえれば良いのに。ああ金さえあればなー

そしていよいよTHEパーティー。バンドの入れ替わりの時からすでに彼らのパフォーマンスは始まっていた。そして今回のテーマはなんでも米らしくて、最初からステージに炊飯器が置かれている。なんだか伝説バチカブリのライブを臭わせる危険な雰囲気だ。
本編はいつもの通り「おやつ」の歌から。一気にライブハウス全体にパーティーのバイヴスが伝わり始める。前回、やってくれなかった「天下一品二杯」も新たなミックスで聴かせてくれた。LLクールコブラがいなかったのは残念だったが、ブラックマグマ氏はさすがのラップテクニックを思う存分披露。まるでブロンクスに天下一品があるみたいだ。
今回の新曲では「パーマン」が秀逸であった。歌謡ミクスチャー青春パンクというかモロそのままFLOWが歌ってそうな曲で、サビが「俺のチョキはグーに勝つ、なぜなら俺はパーだから」という我儘幼児プレイである。
時間が押し気味なのを考慮してくれたので最後の「スペース忍者」はやらなかったが存分にパーティーを味わった。

最後が我々ノーザンショック。特別に用意しておいた日本酒でカンパイしてからスタート。いつもより酔っ払ってなかったので結構冷静にできた。だが、事故は急に起ったのである、「時代錯誤行進曲」を終わったあと、パーティーのブラックマグマ氏とコラボするためにコールしていた所、急にギターがならなくなった。接触不良だと思ったがなかなか直らん。仕方なしにマグマ氏の即興ラップに助けられパーティーのジェイソンのギターを借りるが、チューニングが合わん。まあええわと次ぎの「電波」に無理矢理いったが、やはりチューニング気になるので途中からほとんどギター
弾かないで歌に専念。中間部のマグマ氏と共演のヒップホップ部分はリハでしか合せてなかったが、マグマ氏は難なくこなした。ほんと助けられたと思います、今回は。
でその次ぎの「レッツダンスオブ盆」からギターなしでヴォーカルだけにしたが、お客さんのノリにも助けられ、かなりの盛り上がりをみせた。最後は久しぶりに「花火大会」を演奏。高校時代作った曲を演奏できた俺はたぶん幸せだった。そして感謝、というか個人的な我儘で、最後の最後、一曲だけ自分一人でメンバーにも黙っといた曲を披露。結構ちゃんとした曲だったのだが、ここでもまたギターチューニングがずれてたのでなんだかメタメタでした。最後はなんとか涙を流す努力をしてみましたが、やっぱ無理でした。というかステージに一人立つ俺はかなり情けない気持ちで一杯でした。
それでも終わったあとパーティーのあのT600さんから、「カッコ良かったよ」と言われて感激しました。だってT600の中の人、実は世界を股にかけるパフォーマーなんだから。

まあとにもかくにも皆さんお疲れ様、そしてありがとう。
ほんといつまでもたってもこんな俺らですが、残響祭は続けて生きたいと思います。
どんな形でも、感想、批評、罵詈雑言など教えてくれるとうれしいです。