変り種

以前、本物のバスキヤが出てる映画『DAWNTOWN81』を見て以来、キッド・クレオールは常に気になった存在。映画の公開時に確か、便乗して新作出していたのだけど、映画のものすごい衝撃に比べたら、ほんと燃えカスみたいだったので残念だった。ともかく、サントラで確認できる映画の中の曲『ME NO POP I』はほんとに凄い曲だった。サルサのようなカリブ海の音がファンクと一体となり、ラップのような歌と共にフルートのソロ、他のノーウェーブ系のバンドよりも彼らが圧倒的にかっこよかったのである。
このベスト版にもその曲は入っているが、別ヴァージョンのようである。ともあれ格好からもニジミ出ている胡散臭さが、ファンク、ソウルと溶け合ったかっこいいパーティーチューンが目白押し。とりあえず満足な品物であるが、やはり映画の中の迫力には遠い。ライブとかは凄いのかな?