真砂もまあまあ

小石川図書館にCD返しにいったのだが、閉館。仕方ないしに真砂図書館に

フランク・ブラック『ザ・カルト・オブ・レイ』
フィッシュボーン『ザ・ベスト・オブ・フィッシュボーン』
アート・リンゼイ『インボーク』
ウィルコ『サマーティース』
デーモン&ナオミwゴースト『デーモン&ナオミwゴースト』

解散したバンドのソロ作とかって基本的に追いかけないのだが、図書館だと気になるのでタダだから借りてみた。フランク・ブラックはピクシーズのヴォーカル。俺にとってピクシーズは永遠のロックスターであるがやはりフランク単体だとデブなロック好きなおっさんである。ってか確かにピクシーズは伝説のアメリカインディーバンドだったけど結局のところ田舎っぽいガレージ好きロック野郎であったのだが、そういうアマちゅアっぽいところがアメリカのインディーバンドのいいとこと思う。同じく伝説のギャラクシィ500のデーモンとナオミは日本のあやしいバンド、ゴーストとコラボレーション。これは去年あたりスターパインズで見たけど、かなり極私的好みだからなんとも言えん。ギャラクシィは今でも大好きで、人にも勧めて見たくもあるが、そのメンバーのソロとなるとねー、やはり、ある種の好みに偏りがある人しかわからなく思える。それはボーカルだったディーンのバンド、ルナも同じ。しかし、今回借りたウィルコあたりはルナみたいなオルタナ古参バンドの良さを引き続いてるようにも思える。ここら辺巧みなアレンジと臭くない大人げとエバーグリーンなメロとかは日本のバンドで出せてる人はいなく思える。まあ英語が聞き取れんせいでそう感じるかも。フィッシュボーンは再評価して欲しいバンドである。いまやスカだとかは趣味よき人の嗜好のようにも思えるがやつらの頃はひたすら馬鹿っぽく、アナーキーに聴こえる。やはり、タダのスカバンドじゃなく、ファンクなのかメタルなのかよーわからんエネルギッシュなパワーを出しとるせいでそこらの女子大生は引いてしまうからか、スペシャルズとかは今スカコアとか聴く人の再評価されても、フィッシュボーンはだめなのよね。でもマジかっこいいよ、全く。アートは全くオシャレで参っちまう。どうしたらDNAからこんなオシャレな音楽に辿りつけたのか不思議。ってかいつのまに音楽できるようになったのか?不思議である全く。