研究生活カイゼン!プロジェクト第2回++Store:ファイル名とフォルダ名

ストアするときに心がけるべきとして、ストアされる情報は参照可能性があるものが望ましい。そのために、ファイル名とフォルダ名に関する統一的な指針があるべきだ。以下に、自分が今後従っていくガイドラインを示す。

ファイル名:「提出年月日」「タイトル」種類
例:080228WatanabeZemiRep
種類に関して以下のような略号を使用する
Rep:レポート
Res:レジュメなどの発表資料、配布物
Pap:論文、ペーパー
Scr:口頭発表原稿
Mem:読書ノートやメモ

このガイドラインがどれだけ運用可能かは試してみないと分からない。とりあえずの指針としてここで提案しておく。
重要な点について補足する。まず、ファイル名は英数字が望ましい。これはウェブ上のストレージに上げたとき文字化けするのを防ぐ。私はとりあえずのところ、ヤフーブリーフケースを使っているので、そうする必要がある。他にもファイルをメールで添付することもあるので、これは守っておいたほうが良さそうである。
第二に年月日の情報は提出期限の年月日をファイル名にする。こうすることの理由としては、まずファイルの更新時はウィンドウズなどのプロパティで見ることができるから、必ずしもメタ情報としては必要がない。そして提出期限を記載することで、すぐさま締め切りが認知できる。そして、完成したファイルを時系列順にソートするときに、このような形式でファイル名を名づけると非常に便利であるからだ。
タイトルはどのように書くべきか、まだ考慮の余地がある。あまりに長いとファイル名として適切ではないので、なるべく最小限にしたいが、そう上手くはいかない。種類は自分なりの略号を作ったので、それで記せばよい。
これらファイル名を一つのフォルダ名の元に管理すればより詳細なメタ情報をのっけることができるが、その結果として階層が深くなってしまう恐れがある。自分の研究にとって最低限必要なフォルダ階層をあらかじめ決めておくことが必要だろうが、今はあまり良い案が思いつかない。
ただ、一つの大きなくくりとして、私は「作業中=未完成」のファイルを入れるフォルダと「完成済み」のファイルを入れるフォルダを用意している。それに加え、様々なときに参照するための「読書メモ」のようなフォルダも必要な気がする。
他の人たちがどのようにやっているか、気になるので教えてほしいと思う。
追記:
自分で書いてみて思ったが、種類に挙げられていたもので、Rep、Res、Pap、ScrとMemは本質的にその性質が異なるように思われる。というのは、前者は締め切りや提出期限があるものだが、後者は完全にその自発性にゆだねられているからだ。だから、後者に関して年月日は必要がないように思われる。だから、読書ノートに関しては

ファイル名:Mem「著者」「タイトル」
例:MemHosokawaAR

として方が良いような気がする(ちなみに例は細川周平『レコードの美学』の読書ノートの例)。