音楽のある生活@自転車

なんでも自転車でイヤフォン、ヘッドフォンをつけて音楽を聞くことに対する向かい風があるのわけだが、普通に考えてカーステの音量制限とか無いにも関わらず、自転車だけ取り締まるとはちょっと納得がいかない話である。そりゃたしかにカナル式のイヤフォンとかしてたら、めっちゃ危険なことは理解できるけど、だからって取り締まるかどうかは別だ。まあともあれ、私も学校までいつも自転車で音楽を聞きながら通勤しているわけだが、もし法規制されるようになったら、ビッグスクーター並のサウンドシステムをつけて大音量で聞いてやるから(笑)。自転車用のスピーカーシステムがあるのか知らんけど。
とにかくだ、自転車を乗りながら音楽を聞くのは気持ちが良い。しかしながら、何でもいいわけではなくて、やっぱし合う音楽と合わない音楽があるよねって話。自分は朝の清清しい気持ちと共に自転車を漕ぎたいから、けっこう保守的なセレクトになっている。とりあえず、最近良く聞いているものをあげとく。
BOY
NIRGILIS 岩田アッチュ 稲寺佑紀
B000FJA9IO

エウレカの「sakura」でお馴染みのニルギリスのアルバム。最初のトラックである「虹」はさわやかに疾走できる。
Live @ the Granada Theater
The Get Up Kids
B0009HBPF8

ゲット・アップ・キッズグラナダでの超名ライブ盤。エクストリーム系のスポーツとメロコアやスケーター・コアっていう繋がりはかなり定番だけど、都会の落ち着いたロード乗りである私はエモ派です(笑)。
Relationship of Command
At the Drive In
B00068CVJ4

アット・ザ・ドライブ・インのメジャーデビュー盤。昔はちょっと音質が良すぎて抵抗があったけど、イヤフォンで聞くにはこれくらいの音質のほうが良いと思うようになってきた。あまりにテンションが高すぎて事故らないように注意(笑)。つかれたら、すぐさまドライブインで休もう(ねーよ、そんなもん)。
やっぱエモは良い。先輩から貰ったエモコンピ集も良く聞いている。トラックリストが無いから、誰の曲かわからんけどね。あと先輩から貰った初音ミクコンピも良く聞いている。スーパーチャンクなんかも最高に気分がいいんだけど、インディーの音はやはりイヤフォンで聞くと弱い気がする。特にノイズが多い道路でなんかでは、その良さをうまく味わうことができない。
フィンガー天国
フィンガー5
B00005FEOD

フィンガー5シブヤ系的なコンピ(笑)。しかしフィンガー5はすごい。もう完全にモータウンに引けをとらない音作りである。当時のスタジオ・ミュージシャンの腕に圧倒される。ある意味でパクリがうますぎるというか。この時代の日本の歌謡曲の本気ぶりが伺われる。それにしても「個人授業」なんて曲、良く子供に歌わせることができたな。今じゃとても無理っぽいというか、地下アイドル化してるだろう(笑)。参考用にyoutubeを貼っておく。

4つ打ちのテクノとかもやっぱり自転車に合うだろうと思っているが、そこらへんの音を集めていないのでまだなんとも言えない。明らかな例としてコレがあげられる。

なんたってツール・ド・フランスであるから自転車に合わないわけがない。まあせめて東京の道でも、ツールの大自然に囲まれた気分を満喫できたらよいなと思う。ケミブラのコレなんかも多分気持ちよいよね。

ゴンドリーのPVも景色の移ろいと同期しているから気持ちよい。最近、アニメを良く見るようになったのもあるが、音楽と視覚の同期ってやっぱり非常に官能的なもんなんだ、コレが。だからやっぱ演歌とかは自転車には合わない。ジャズも試してないけど、あまり聞く気になれない。
そういうこともあって音楽の好みが非常に保守化している気がする。なんというか音楽の趣味とか自由に選んでるつもりでも、実はライフスタイルによって決定付けられているような気もする。夜、速く寝るようになってから、ジャズを聞く量が極端に減ったのである。あんなに好き好んでいたモーフィンとかも最近、あまり聴いていない。
これは良くない兆候だと思うので、たまには夜更かし音楽会でもやって楽しもうかと思っている。早起きも楽しいけど、夜更かしもまた楽しい。まさにモーフィンが言うように「アリー・トゥ・ベッド」している人はナイトライフを逃しているわけだから。

ということで、今晩はモーフィンを聞いて寝ます。