今、旬な弦楽器?

なんだかギターの売上が上がっていて、どうも親父世代が買ってるらしいとか話がありましたが、最近の音楽はもうギターは古い!
ってことでギターじゃない弦楽器を使ってる気になるミュージシャンをピックアップ。
まずコレ

ロバート・ランドルフ・アンド・ザ・ファミリーバンド。ペダルスティールギターを操るランドルフが率いる馬鹿テク一家。彼らはもともとジャムバンド系の音楽として人気があったみたいけど、最近はほとんどレニクラかってな具合のファンキーなロックをしているといってよい。これだって音だけ聞けばエレキの速引きかと思うくらいで、それこそJ-WAVEでもかかってるくらいメジャーになってきている。こういうのを見た中学生が間違ってペダルスティールギターを買ってバンドを始めたりするのを夢想するのは楽しい。なんにしろカントリー、ブルーグラスなんかの親父っぽいイメージしかなかったこの楽器で、これほどの興奮を誘う彼らはすごいし、ジャンルにこだわることのないポップさもある。

次は

引き語りハープシンガー、ジョアンナ・ニューサム。弾き語りハープって!重そうだし、演奏むずそうだけど、なんだこの神々しくも無邪気な音楽は!ってな具合にその筋の方々には萌え死に決定なルックスと声を併せ持つ期待の若手というかロリータなイメージ前回です、プロモも含め。
まだ若い彼女であるが、ヴァン・ダイク・パークススティーヴ・アルビニジム・オルークといった人々によってプロデュースされるなど、いわゆるシカゴ系人脈に位置するだけに、気取りたいロリータ好きにとってマストになるのは必至であるといえる。

次は別に新しいミュージシャンではないけど

ベースメント・ジャックの去年かなり売れていたTake Me Back To Your Houseのプロモ。この曲は全面的にバンジョーがフューチャーされてますが、最近のクラブ・ミュージックのヒット曲にはこういったカントリー楽器を使ったノスタルジックなアレンジが流行っているように思います。
クラブ・ミュージックに限らず最近の洋楽なんかにはけっこうカントリーっぽいアレンジが増えているような気がする。まあ本家本元のアメリカ、カントリー界ではディクシー・チックスのブッシュ批判なんかでかなり大荒れですが、カントリーが古くて保守的で親父くさいってイメージはドンドン薄まっていくのも確かなんだろうかとか思う今日この頃です。おれもギターやめようかな・・・