図書館で借りた過剰な音楽とか

久しぶりに小石川図書館でCDを借りたりもしてる。今回はわりとロックというかハードなセレクト、基本から発展系まで
ベスト
カーカス
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カーカスのベスト。そろそろこっちの方に手を伸ばしてきている。ゾンビ屋れい子との愛称がいい(笑)しかしデス声だったりスクリームしてるコア系の音楽の歌詞カードってなんなんだろうかということについて考える。たしかディスチャージはオリジナルのスリーヴにも歌詞がのってたけど、そうじゃなかったら海外の人は聞き取れんよなまあ、普通。
アメリカン・サイコ
ミスフィッツ
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ミスフィッツの再結成後のアルバム。ゼンゼン彼らについて知らんかったけど、再結成後はフロントだったグレン・ダンジクはいないんだね。このアルバムが代表作とばかり思ってたけど、オリジナルメンバーは違うんだと。つまりは典型的な再評価バンドで、報われない時代が長かったのか。しかしすげーポップ!ポップすぎてうれしくなってしまう。ドライブとか行きたいかんじ。長い間売れなくて、ライブでは厚化粧で、見た目から判断すると空回りするという意味でキッスと似た感じをうけるな。
エンターテイメント
ギャング・オブ・フォー
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自分はUSのバンド贔屓だからついつい見落としガチになってしまうUKのNWあたりのバンド。しかしこのギャング・オブ・フォーはいいぞ。奇妙なギターの間合いにUSのバンドっぽい雰囲気を感じる。フィーリーズやディーボあたりの雰囲気から果てはペル・ウブあたりの匂いさえかんじる。歌がうまくなって、ディスコビートになって余計なノイズが消えたペル・ウブみたいだ。LISTENにはギターには「BIG BLACKスティーヴ・アルビニに影響がみられる」(http://listen.jp/store/artist_16541.htm)とか書いてあるけど、たしかにギターの間合いやサウンドの面ではアルビニっぽいが、時代的にこっちのほうがはやい気もするんだけどどうなの?
しかし自分はこのアルビニ系のギターやドラムの音を偏愛してることがよくわかった。コレ聴いたあとすぐにレイプマン聞きたくなったからな。
80年代から90年代を代表するUSロックのプロデューサ/エンジニアは多いけど最近はなんか大物プロデューサとかっているのかな。2000年以降はシカゴ/音響関連でジム・オルークが脚光浴びたけど、それ以降ロックではあまり思いつかない、むしろHIPHOPの世界のほうが大物プロデューサがたくさんいる。