新居で快適に見たものなど

投入鍋、いや豆乳鍋をいただいてほろ酔い加減で快適なリビングでDVDを鑑賞させていただいたのでその感想など。今年は読んだ本とか、CDとかDVDとか可能な限り、せめて何なのかだけでもがんばってブログに書き留めることにします。
ガタカ
イーサン・ホーク アンドリュー・ニコル ユマ・サーマン
B000ALVXO6

まずはこれガタカ。しかしなんかいまいちなタイトルだよな、主人公の会社の名前なんだがタイトルにするほどのものか。
内容は遺伝子的に不適応人間のレッテルを貼られた主人公のイーサン・ホークが遺伝子的にエリートだが事故で半身不随になったジュード・ロウに成り代わって超エリート企業に勤め宇宙飛行士を目指す近未来SF。話の内容自体よりも近未来であるながらクラシックな雰囲気な服装やクルマのデザインなどが面白かったな。遺伝子によって人の一生がほぼ確実に予測できる未来でありながら、その遺伝子の決定論に縛られるような古い優生学的思想を表現するのにあのような前世紀的な貴族社会みたいな舞台設定と時代考証をしたのであろう。
なによりもやっぱジュード・ロウかっこいいわ。ジュード・ロウは『リプリー』でも人に替わられる役をしているのは、彼の完璧なルックスゆえなのかな。あのマユゲのあたりの湾曲を見ているとロバート・キャパ的な東欧的なイナセな男と、イーサン・ホークや『リプリー』のマット・デイモンアングロサクソン的なナイーブ男は西洋の二大典型ヒーローキャラなんでしょうかね。
もうひとつはこれ
下妻物語 スタンダード・エディション
中島哲也
B0002X7IXC

説明不要な感じのロリータとヤンキーの女の友情物語。普通に楽しめてよかった。キャスティングがキャラが全員立っててかなりよかった。