乱読の快楽

実家にいる間に読んだ本をあげとく。詳しいコメントはまたの機会にするかもしれん。
戦後民主主義のリハビリテーション―論壇でぼくは何を語ったか (文芸シリーズ)
ぬるい。ぬるいよ。大塚英志をまとめて読んだのはじめてだが、こんなにぬるいとは。言いたいこと結構あるが、またこんど。
フィクションの美学
前半の理論は凄く参考になる。後半は日本の古典教養がないのであまりわからん。
趣味は読書。
おもろい。この面白さは大塚のぬるさと好対照なような。大衆ってのをどう扱うかの違いなのかもしれん。
「不自由」論―「何でも自己決定」の限界 (ちくま新書)
どことなく愚痴っぽくなるのはこの人のいいとこなのか悪いとこなのか。基本的な話は凄く賛同できる。
寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))
まさに寝正月にふさわしい一冊。バルドのエクリチュール概念の再確認になった。
動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)
すでに古典となりつつある一冊。実はまだちゃんと読んでなかったのね。美学側からこの本に対するちゃんとした批判をする必要があるんじゃないかとか思った。

卒論提出するまでこれが最後のエントリとなると思う。というかそれまで書かんから。

ちなみにフィクションの美学以外は親父の本棚にあったものである(笑)