学会デビュー

http://www.geidai.ac.jp/~ms15916/jaspm16/
にいってきました。
ポピュラー音楽学会はいい意味で敷居が低い感じであり、僕を含めて非会員がかなりの人数がいた。気がついたことを適当に書いとく。
増田さんが変な色眼鏡を大会中ずっとしていた。魔よけ?
僕の卒論の重要な参考文献『ロックミュージックの社会学 (青弓社ライブラリー)』の著者、南田さんにはじめてお会いした。『ロックミュージックの社会学』の中にはROやNMMについて書いたとこがあったけど容量の関係で削ったらしい。どんなんだったか相当に気になるところ。
大和田さんが昔、太陽肛門すぱぱーんと対バンしたことがあるという話などをきいた。バンドと学問の両立の難しさなども。
個人発表の幾つかは非常にぬるい感じがした。これくらいなら俺でも発表できるやんけって意味で。
ワークショップは定量調査の方にでた。社会調査とは無縁な美学徒(ですないが)にはこうやって数字で納得されるのは新鮮な体験であった。だがその納得させる内容が「老人は演歌を好む」というざっくりしたものではあんまり面白くはないが、好きな音楽ジャンルと階層の相関関係とかいうものが、ポピュラー音楽学を超えたところにアピールするのかって問題があったり。そういう意味では宮台の『サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の30年とコミュニケーションの現在』はポピュラー音楽を扱った定量調査的研究としては一番一般の社会にインパクトを与えるものであるのは確か。その一方であのざっくりとしたジャンルの区切りはポピュラー音楽を専門で学ぶものにはちょっと不満足な内容であることも確か。結局ポピュラー音楽とかいってもその興味のあるところはあんまりポピュラーな音楽ではないというところがこの分野の定量調査での難しさだったりするのだろうか。
日頃オンラインで親しいナガタくんに久しぶり会った。僕のバンドの音源近いうちにあげるんできいてくださいな。
などなどみなさんお疲れ様です。いろんな人に出会えてよかったであります。