久しぶりに音楽の話題

上のニュースにひかれて聴いております

  • LUNA『The days our nights』

はてなダイアラーが選ぶ名盤百選のときにモーフィンかギャラクシー500どっちにしようか迷ったくらい僕はギャラクシー500が好きだが(結局、他の誰かがあげそうだったからギャラクシー500はやめたが)ルナはそのギャラクシー500のヴォーカル/ギターだったディーン・ウェラハムを中心とするバンド。他の二人はナオミ&デーモンとしてギャラクシー時代の音楽をより洗練した透明感のあるギターポップをやっているが、ルナの音はギャラクシー時代よりもより多彩であり、別の意味で洗練されている。
AORというわけではないが、大人のためのロックとも言うべき音楽であるが、決して若さも失ったわけでもなく、学生のころの雰囲気を残したイイ感じのオヤジってな頃合だ。ディーンの歌は以前よりも甘く、巧く響き(いやいやヴォーカルになった噂が嘘のようだ)、ギャラクシー時代のシンプルなアンサンブルとは違ってキーボードやストリング、管楽器なども入っており、都会的でありながらサイケデリックな雰囲気を醸し出している。
このアルバムのほかに僕は『ペントハウス』と『ビウィッチド』を持っているが、秋の夜長に似合うのはこのアルバムかなと思う。『ペントハウス』は若干学生っぽすぎるし、『ビウィッチド』は多少アグレッシブだ。それに比べこのアルバムは都会の夜を思わせる気がする。