夏の宵に自転者で根津の路地裏を抜ける

帰り道、根津の交差点になんだか新しい着物屋を発見。
「うさぎ」っていうお店で、ここは以前書いたかもしれない怪しい焼肉どんぶり屋が潰れた跡地に出来た。やっぱ潰れるよな、あの店。店長は「人生たのしく」してるのだろうか。
でその「うさぎ」はまだ新しくアンティークもんは少ないみたい。店の人は「これからそろえる」と言っておった。
それにしてもここ谷根千あたりは着物乙女の聖地化してる感がある。僕が引越ししてから少なくとも3店くらい着物屋が出来てるし、『KIMONO道』の3号でもここらの色々なお店がとりあげられてるし。『女の子だったらもっとたのんしだろな』とか思いつつ、せっかくだから浴衣でも買おうかなと考え中。ちびの自分にとって最大のメリットはアンティークがそのまま着れるということだしな。
でそのあと、根津の中華料理『オトメ』でチャーハン、ラーメン、餃子などを食べる。この店妙な名前と古く怪しげな喫茶店のような店内だが、隠れた名店らしく何食べて普通にうまい。
その後自転車で家まで。
前から思ってたけど下町には猫を紐でつないで飼う風習がある気がする。東京でてくるまでそんなの見たことなかったのでかなり妙である。さらには一度だけ猫を紐につないだまま散歩してる人を見たことがあるが、なんつーかマジでナンバーガールの歌詞の世界のような狂気を感じました。