残響祭大宣伝キャンペーン1

昼休みの法学部の大講義室で食事をとるケイコとアケミ
「ねえ〜アケミ、私こんなビラ安田講堂前でもらったんだけどぉ〜」
「なによそれ!ケイコ!きもちわるい〜どうせサヨ厨のアジビラでしょ」
「私も最初はそう思ったんだけどぉ、良くみたらなかなかイケテナイ?何でもこれ残響祭っていうライブイベントのフライヤーなんだって」
ザンキョーサイ?聞いたことないわ、おしゃれなクラブイベントかしら?」
「ううん、ちょっとクラブのノリとかと違うらしいけどぉー、なんかすっごいイイらしくて巷では流行ってんだってー」
「ライブっていったいどんな人たちがでるのー?私の好みのブラックなフレイヴァーあるわけ〜?」
「う わ さでわ〜、このTHEパーティーって人ら、なんでもジョージ・クリントンに漫才ならったことあるんだって〜」
「すごいじゃない?それ!ってことはパーラメンツみたいなファンキーなアレもってて?」
「うん、多分すごっくファンキーなアレは持っててよ。メンバー人数も軽く二桁だし、メンバーの中にはたこ焼き作ったり、テレビゲームばっかりしている人がいるんだってー」
「うっそー!それってマジっファンキーモンキーじゃん。それでそれでどんなうたを歌うの?」
「なんかねー童謡からはじまってヒップホップも取り入れた感じらしいのよ。」
「へー、なんていうかソレ、新しいタイプのバンドよね。」
「そう、新しいタイプのバンド、THEパーティーなのよ。」
「ほかにはどんなバンドが出るの?」
「ほ か に は〜、なんでもDVをテーマにした夫婦バンドのDVCってのがでるらしいのよ。」
「えッー!それってすっごくロマンティックじゃない?私もそんなカップル理想だなー」
「そうなのよ、二人だけのバンドって素敵じゃない。彼女がドラムで彼氏がヴォーカルとギターらしいだけど、その彼女のドラムってのが凄くてイクエ・モリ並なんだって。そして私たち女子大生のにっくき敵、スーフリのことを歌う『とても自由』って曲とかあるらしいんだよ。」
「へーそんなシリアスな一面もあるんだねー」
「あとはね変拍子とかもやっちゃうworst tasteって言うバンドとか、ステージ上で野球拳したことがあるno-than schockってのがでるんだってぇ」
「イイ趣味してんじゃないの、このイベント。アケミも行きたくなってきたわ。で、ケイコいつなのそのイベント?」
「6/25深夜のオールナイトらしいよ。やっぱ行くっきゃないよね?」
「当然だわ、サークルのみんなも誘って行きましょ。」
「あっ授業はじまるっ、じゃあまたねケイコ!」
「ありがとねアケミ、バイブ〜」

ってことで乞うご期待の残響祭。初めてきてもきっとハッピー、続けてくればずっとハッピー。文中のことばには偽りなし。ただし自己責任でお楽しみください。