小石川チョイス

  • Louis Sclavis SEXTET『ラモーの曲解』

マイフェイバリットジャズクラリネット。西のルイ、東の大熊ワタルと勝手に思ってます。超絶フリーからクラシックな映画音楽みたいなものもやるこの人。このアルバムは、弦楽器のアルコ弾きが、アルバート・アイラーのように気持ち悪くて、夜聴くとお化けでも出てきそうで怖いです。やっぱ弦楽器の不協和はえげつないなーと思う。タイトルのラモーってなにゃろ?中島らもだったりすると面白い。

すごい面子ゆえに借りたが、なんかエクササイズビデオのBGMのような気がして微妙。教授が作ったトラックに、山下のピアノがチャチャンと入り、明らかにラズウェルの仕業と思われる中近東っぽい女性の「アァー」って声のサンプリング音が入る。うーむ微妙。ピアノはよいだがねー。ラズウェルのやろうとしてることは、やはしよくわからんですたい。
にしても半端ジャズリスナーゆえに、変なものばっか聴いてる。
もっと王道聴かんとね。