小石川チョイス

  • アップルズ・イン・ステレオ『The Discovery of A World inside The Moon』

アセンズの注目レーベル、エレファント6のバンド。っていってもあまりよく知らない。ほかにはオリヴィア・トレマー・ハート・コントロールとかがいると思う。現在のアメリカ、インディーシーンってのは、僕の頭の中では、トータスを代表するシカゴと、このエレファント6のアセンズがいて、その間にオルタナ・カントリーとかがあると思ってるんですが、あまりようわからん。
まあとにかく「ポスト・ロック*1言葉に示されるとおり、90年代のオルタナの隆盛の後、ロックイデオロギーの歴史の後継をしてるのはシカゴ派であり、一方アセン図のほうは歴史がどうのこうのっていう概念が成立しない、地味な活動をしてるような感じである。
音のほうは、要するに時代不明ポップスであり、宅録の限りを尽くされたカラフルな感じ。フレミング・リップスを宅録でもっといろんな楽器を使えばこうなるか?声の感じからは、僕はオリヴィアの方が好き。ポップだけど、どれも一緒に聴こえてしまう。もうちょっと単純なウィルコとか、素直な美しさなラムチョップの方が好みでした。

*1:しかし、この言葉は向こうのジャーナリズムでも使われているのかな?