フジロック行ってきます。

結局行くことにした。やはり、サン・ラ・アーケストラが大きい。そのほかでもジョン・ゾーンビル・ラズウェル吉田達也がやるっていうんで。まああんまりロックと関係ないが、このようにフジロックは、周縁の音楽ファンを取り込むのだろう。まあ、今のロックの中心ってなんかあるかないかわかんないが。
あとブッチャーズも初めてライブ見れるからな。にしてもこれまでブッチャーズのライブの評判はあんまりよろしくないようで、田淵ひさ子が入って良くなったとか。まあ、俺はライブ聴きながら、『kokorono』を頭の中で再現するという、逆のアウラを求めるからどんなライブでもとりあえずはいいや。でも、ブッチャーズがあんなに下手でもアーティストから尊敬を受けているのは、ロックのある価値観の中に、野郎って思うことを実現できないっていう美学があるような気がします。なんかやろうと思ったことを、激ウマテクでなんでも実現しちゃうバンドってあんまり面白くない気がしません?少なくとも、僕にはそうで、スリッツにしろぺイヴメントにしろダブ・ナルコティックにしろ、そういったとこに魅力があるような。だから、キャプテン・ビーフ・ハートの『トラウト・マスク・レプリカ』とか名盤になってる気がする。だって、出来てないよね?マジックバンドの演奏はドンのやろうとしてること。