気分はもう暴動

輸入権は法案とおちゃったし、年金改悪法案もどうやら通りそう。
テレビでみたある外国人がいってたが、こんな法案通った暴動おきますよ、とかいってた。そうだよたまには暴動起こしてみたよとかアナーキーな考えがよぎる日々このごろです。輸入権の反対運動はなんかやり方が間違いだったとかいう意見もちらほら出てきてるんだが、そりゃクールに与党側へのロビー活動できれば良いのだが、そんなことに力が及ばない人たちは一体どうすりゃいいよとかも思う。どうせだめなら駄目なり革命宴会でもひらいて楽しんだ方がマシという感じにもなる。
そんな気分でいたところ、こんなイベントが。
http://www.geocities.jp/daihanran/yotei.htm

この団体?のトップページ下にある政策提言?がまじで笑える。

ジョナサンのドリンクバーに食い物も置け!
金持ちの家のまわりをウロウロするぞ!
早起きは三文の損!ハラが減るから金がかかる!

とか。
なかでも百円ショップやドンキーホーテへの愛憎のコメントが面白い。

「川崎のドンキホーテには「肉のハナマサ」が出店してるぞ!最強タッグだ!」
とある一方で
「昨日ドンキホーテでまた要りもしないヤカンを買ってしまった!ダマすのはやめろ!」
とある。
このディスカウントストアに対する貧乏人の矛盾する感情って、京都の友人とハンナ・アレントについて話してたときに考えてたことと似てて、興味深い。
貧乏人は貧乏人ゆえにドンキやハナマサで生活を維持するほかないのだが、ある意味そこでの消費ってのが安い賃金での労働を生み出してるのではないのか?このような消費と労働のカルマを脱するためには、アレントが言う仕事で作られた物を消費するのではなく永くにわたり使用することが必要ではないのだろうか。
それを今風に言えばスローライフになるんだろうが、日本においてスローライフはある意味消費的欲求が解消された人が更なる消費として用いるライフスタイルみたいに扱われるもんだから、貧乏人とは相性が悪い。本当はダメ連とかが日本におけるスローライフの正統派といえば正統派であるべきなのだが。